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 ニコンの新機種

仕事でメインに使っているのは、ニコンD700(1210万画素)。サブとしてD7000(1620万画素)も持って行くが、使うことはほとんどない。このD700は、D2Xの次に買った(2008年)もの。キャッシュバックキャンペーンなどもあり、約20万円でゲット。故障もせずに、今も活躍中。
それにしても、価格があまり下がらないねえ。製造中止で、今売っているのは在庫処分ということなのに。

先月は、フラグシップ機D4の発表があった。来週はD800の発表があり、さらにD400も年内に登場するとか。今年は、新機種ラッシュだね。ほしいのは山々だが、先立つものがねえ‥(汗)。

わかりにくいのが、ニコンのネーミング。とりあえずは、フラグシップ機が一桁。もうひとつのFX機が三桁。で、DX機が四桁なのかな。でも、ちょっと前までメチャクチャだったよね。二桁は、ネタ切れか!?やはり名前は、わかりやすいほうがいい。つまり、どういうランクで、なんの後継機なのかがわかるネーミングだ。混乱するからね。
D700の次がD800。その次がD900かな。なら、D400はどういう位置付けなんだろう。廉価版のFX機なのかな。よくわからないね。Dは、デジタルの頭文字。今となっては、Dを冠する意味も薄いのでは。そのうち、たとえばニコンS2(昔、あったね)とかY1なんていう名前になるかも。まっ、どうでもいいことだけどさ(笑)。
12.2.3


 繰り返しの序章

    虚栄、私の最も好む罪だ。ミルトン

GyaO!を覗いたら、「ディアボロス/悪魔の扉」があった。いいね。主演は、キアヌ・リーヴスとアル・パチーノ。女もいいぞ。釘付けのシーンがいくつもある(汗)。
途中でイヤになる方もいるかも知れないが、最後までご覧あれ。エンディングで流れるローリーリング・ストーンズの「Paint It,Black」も、ぴったりだ。ラストはハッピーエンドではなく、繰り返しの序章といったところ。やはり、人は同じ過ちを何度も繰り返すんだね。

まあ、人というのはそういうものだ。変わろうと思っても、なかなか変われない。回りも見ても、自分を見てもそう思う。もちろん、改心する人も悔い改める人もいるだろうが‥。おれはだめだね。同じところでつまずく。そのつまずいた石をどかせばいいのだが、それができない。自分で言うのもなんだけど、バカだねえ。

テレビのニュースなんかで修行者が滝に打たれる映像が出ると、女房は必ずこう言う。「林さんも、打たれたら。まともになるかも」とね。それから座禅を組んでいる映像を見ても、「林さんも、やって来な。きれいな心になるかも」なんてね。女房は、おれに偏見があるらしい。「もう何十年も一緒にいるんです。林さんのことはなんでも知っています」というのが口癖で、おれのことを「怠け者で、自分勝手で、女好きで、だらしない」と決めつけている(汗)。
女房は、おれが滝に打たれる人間や座禅を組む人間と対極にあると思っている。でもだ。反論すると、半分は間違っている。そういう人は迷いや煩悩があるから、滝に打たれ座禅を組むんだと思うだんよね。もちろん、そんな反論はしないが。

さて、「ディアボロス/悪魔の扉」と似ていなくもないのが、「ジェイコブズ・ラダー」。主演は、ティム・ロビンソン。いろいろな不可解な出来事が収斂し、結末を迎える。なかなかの作品。ラストは、ちょっと救われるね。それから、「エンゼル・ハート」もいいぞ。若き日のミッキー・ロークがカッコイイ。
ここで思い出したのが、アンブローズ・ビアスのアウル・クリーク橋の出来事という短編。高校のときに読んで、衝撃を受けた。予想もしないラスト。すごいねえ。
12.1.30


 小欲知足

もう何年も前の話。ある住職のありがた〜い話を聞いた。といっても、仕事でその場にいたのだが。だいたいにおいてだ。おれは、この手の話は大嫌い(汗)。別に線香臭いからではない。内容に関係なく、講演会とか説明会といったものが大の苦手。おれって、人の話を聞くのが苦痛なんだね(汗)。
さてその住職、いろいろな話をしたが、最後に「少欲知足」の生活をすすめていた。「欲を少なくして足るべきを知る」という仏教における幸福論だ。

四コマ漫画「自虐の詩」の幸江。子供の頃からの貧乏暮らし。その幸江、米びつにお米がたくさん入っているのを見て、とても幸せそうだった。なんとなくだけど、わかるような気がするよね。ささやかな幸せ。これも、少欲知足と言えるのかな。
さてさてその「少欲知足」の住職、話が終わると、ピカピカの黒のBMWで帰って行った(笑)。「なんだかなあ」とう感じ。人のことはどうこう言えないけどさ。

こんな昔話がある。ある武士が、農夫に人生で大切なものを説き聞かせるんだね。
武士「大切なのは、なんといっても堪忍の二文字だ」
   それを聞いた農夫、「かんにん」と指折り数え、
農夫「あのう、かんにんは四文字だぞ。どうして二文字なのか」
武士「わからん奴だなあ。堪忍は堪え忍ぶと書いて二文字だ」
   農夫、再び指折り数え、
農夫「『たえしのぶ』なら、五文字じゃないのか。なんかおかしい」
武士「なんとまあ‥。無知な人間に説明するのは、所詮無理か」
   と、少し怒ってしまう。
   が、
農夫「『かんにん』の四文字を知っているので、馬鹿にされてもおれは怒らない」
   と、言ったとさ。

まっ、「言うは易く行うは難し」ということ。有言実行とか言行一致というのは、とにかくむずかしいんだね。芥川龍之介は、「侏儒の言葉」の中でこんなことを言っている。
    言行一致の美名を得るためには、まず自己弁護に長じなければならぬ。
なるほど、ごもっとも(笑)。

たとえばの話。「勉強しなさい」と、世の親は子供に言う。でも、子供は勉強しない。なぜかというと、「勉強しなさい」という言葉に、なんかこう説得力がないんだよね。あの住職やあの武士と同じ構図。お父さんは家に帰ると、ビールを飲みながらゴロゴロ(汗)。お母さんはというと、テレビを見ながら甘いものをパクパク。これじゃ、どうもねえ。反省はしないけどさ(汗)。
子供に対しても、あまり期待してはいけない。やはり少欲知足ということだ(笑)。

これはおれの欠点だと思うんだけど、真面目一辺倒の人物をどうも敬遠してしまう(汗)。なんか軽蔑されそうなんだよね(汗)。小さい頃から薄々は感じていたことだが、おれは道徳観が少しシフトしていた。回りと少しずれていたと思う。平気で悪いこともしたし、なんのためらいもなく非常識なこともした(汗)。人に迷惑はあまり掛けなかったと思うんだけど、それも都合のいい思い込みかも(汗)。でも、今はそこそこ真面目です。はい。
12.1.27

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