ホーム

 画像処理

初級〜中級 住宅写真の撮り方 



恥をさらすようだが、ほかの人はどうやっているんだろうか?実は、おれが聞きたいところなのだ。冗談抜きに。 根っから勉強嫌いのおれは、フォトショップ関係の本をほとんど読んだことがない。どういう機能があって、どういう場合に、どうやればいいというような知識は非常に乏しい。

ずっと前の話。Photoshop(5.0)をインストールして、あちこちデタラメにクリック。これはこうか。ああ、こんなことができるんだ。と、場当たり的に少しずつ使い方を覚えた。今も似たようなもので、偶然新しい機能を知って、目から鱗ということもしばしば。呆れちゃうよね。ああみっともない。
なもんで、画像処理もほとんど自己流。このページは、ちっとも参考にならないかも。と、先に言い訳。(笑)

おれの場合、JPEGだけで撮るときもあれば、RAW+JPEGで撮ることもある。RAWはCaptureNX2で露出・色・コントラストなどを調整し、さらにPhotoshopで仕上げている。
ここではPhotoshopによる「垂直線の補正」などをごくごく簡単に紹介したが、詳しいこと正確なことは、解説本や別サイトを見てください。画像処理は、とにかくいろいろだ。



垂直線の補正
外観撮影では見上げることが多く、先すぼまりの写真になる。まずは、垂直線の補正だ。

建物を見上げて撮ると、だいたいこういう写真になる。カメラを傾けるほど、レンズの焦点距離が短いほど、建物は先すぼまりになる。

この手の補正では、必ずグリッド(格子線)を表す。「すべてを選択」してから「編集」をクリック。さらにそこから「自由な形に」を選択。

写真画面は長方形である。この長方形を変形させて、水平垂直を補正する。慣れれば、ごくごく簡単な画像処理。作業時間は1、2分というところか。

写真
を長方形に切り取ったのが、左の。オリジナルのに比べると、縦横の比率が大きく変っている。



レベル補正
明るさとコントラストを調整するもので、露出の過不足もある程度修正可能。
ヒストグラム(黒から白の分布)を確認しながら、ハイライト・中間・シャドウの三つ
スライダーを動かして調整する。簡単なので初心者にもできるが、チャンネル(赤・緑・青)ごとのレベル補正はちょっと手強い。出力レベルとは、ハイライトとシャドウの明暗を変えるもので、ここでは省略。
レベル補正をもう少し高度にしたのが、トーンカーブ。パターンを覚えればそう難しくはないが、やはり上級者向きの機能だ。


コントラストのない眠い写真。
の中のスライダーの位置に注目。


とりあえずハイライトとシャドウの両スライダーを黒い山の端まで移動させ、画像を確認する。さらに中間のスライダーで微調整する。




色の補正
モニターで画像を見ても、目の前の画像が正しい色なのか、そうでないのか、実際のところなかなかわからないものだ。そういうときは、まず「自動カラー補正」を試してみよう。
「自動カラー補正」をすると、大きく色が変わることもあれば、変わらないこともある。変わるにしても、間違って変わることもある。やはり迷うだろう。そういうときは、「イメージ」→「色調補正」→「カラーの適用」→「色かぶりの補正」をチェックしてみよう。うまくできそうなら、「フェード
」で調整する。
画面にグレーのものを写し込んで、後でそのグレーを基準にして色を調整するのだがいいのだが‥。

おれはというと、RAWで撮影するんで、色の補正はまったく違うが、とにかく色の補正はむずかしい。


1.「自動カラー補正」

安易な方法。
オリジナルの写真。イエローに強く傾いている。「イメージ」→「色調補正」→「自動カラー補正」。

過補正の場合は、「編集」→「自動カラー補正をフェード」を選択。
フェードしても希望の色になりそうもなかったら、「自動カラー補正」ではなく、別の方法を試す。

枠の中にパーセントの数字を入力するか、矢印をスライドさせて、色を見る。よかったら、OKをクリック。とても簡単だ。


2.「カラーバランス」

手動で色を変えるのが、「色調補正」から選択する「カラーバランス」。むずかしくて面倒な割には、よく使う機能。

色の変り方を見ながら、カラーレベルの数字を枠に入力する。シャドウ、中間調、ハイライトごとにそれぞれ数字を入力するので、重宝だったり、わずらわしかったり。
この「カラーバランス」は、いつまでたっても上達しない。いつも試行錯誤。

合成
明るさの違いによる合成の例。JPGの場合は、露出を変えて何枚も撮らないといけない。しかしRAW なら1枚で済むし、もともとまったく同じ画面なのだから合成もズレがない。

ここでは明るさの違いによる合成を紹介したが、ストロボ光などが鏡や窓ガラスに反射する場合にもこういった合成をよく使う。

正面FIXの外に露出を合わせている。当然、室内はアンダー。

室内に露出(Aの+1.5EV)を合わせると、窓の外はオーバー。


Aの写真の窓の部分を「選択」し、コピー。 実際は露出を4~6段階変えて撮影し、中から2カットを選ぶ。
何枚も撮るのが面倒なら、RAWで撮影してもいい。というより、本来は合成を前提にRAWで撮影すべきだろう。元々同じ画面なのだからズレもない。

そして、Bの写真の窓の部分にペースト。レイヤーを統一して完了。いわゆる合成写真だ。
こういった合成も、ごくごく簡単な画像処理。処理時間は、まあ3、4分かな。