|
■ホーム |
| 外観 1 |
初級〜中級 住宅写真の撮り方 |
|
|
|
和風住宅もやはり晴れた青空で撮りたいところだが、写真Cのように軒下が黒くつぶれてしまうことがある。とくに4月から8月までの日の高いときは、どうしても高コントラストになる。とくに小さいカットで使う場合などは、白飛び・黒つぶれがあってもやはりCのほうが力強い。やはりケースバイケースか。 ボジフィルムは極端にラチチュードが狭かったが、デジタルは違うぞ。トーンカーブなんかでコントラストを調節できるからだ。さらに白飛び・黒つぶれを軽減する機能(ニコンでいえば、アクティブD-ライティング)がついているので、どピーカンでもちっとも怖くない。はははは。 写真Dは、Cとほぼ同じ時刻の薄曇り撮ったもの。印刷に回すならやはりDだろうか、WEB上で使うならりメリハリに欠ける。メリハリのない 写真は、インパクトに欠ける。いい写真なら、どこかが飛んでいても、どこかがつぶれていても許せるのだろう。外観撮影は、5月から7月は日が高くて撮りにくい。逆に、11月から2月は日が低くて撮りにくい。建物にもよるんだろうが、やはり9月から10月にかけてが撮りやすいと思う。日の高さが適度で、陰影のバランスがいい。庭木も緑だ。 家の中の撮影も一概にはいえないが、4月から8月の間が撮りやすい。日中、家の中に光が差し込まないからだ。つまり天候に関係なく撮れるということ。でもだ。本当にいい写真は、室内に日が差し込んだ写真だと思う。どうも言ってることがメチャクチャだね。 |
|
|
|
|
どこまで下がるかというと、建物がいちばんきれいに見える位置までだが、これがなかなかむずかしい。ひとつの目安は、屋根かな。建物に近過ぎると、屋根面が写らない。壁だけの写真はどうも寂しい。屋根勾配の問題もあるが、とりあえず屋根や棟の見える位置まで下がって見よう。やはり屋根は大事だ。引きがな場合は、脚立などの上から撮るのも一案。洋風住宅ではよくハイアングルでも撮影するが、和風住宅ではあまりしない。ハイアングルだと、軒などのディテールが写らないためだ。 上の写真AとBは、撮影位置がずいぶん違う。レンズも当然違う。Aは13mm、Bは60mmという焦点距離。AとBは極端に違うが、そのどちらがいいのか。その答えはよくわからない。ひとそれぞれの好みもあるし、写真の用途もあるからだ。 フィッシュアイという言葉をご存知か。魚眼レンズのことだが、写真用語にはもうひとつの意味(半分冗談)がある。池や川にジャブジャブと入って行き、人が普通行かないところ行けないところから撮影すること。バードアイもしかり。屋根の上や電柱の上から撮影してみる。その建物をよく知っている人でも、初めて見るアングルは新鮮に違いない。でも、奇をてらったり、意表をつくようなカットは、あくまでもオマケ。 |
| 外観を撮るとき、室内のカーテンやブラインドをどういう状態にしておくか。たいした問題ではないが、ときどき迷うことがある。 カーテン・ブラインド類は、明るい色が多い。閉めた場合、外からだと白っぽく見える。開けた場合は、逆に黒っぽく見える。外壁が明るい色の場合は、メリハリという点でカーテン・ブラインド類は積極的に開けている。 また、カーテン類を閉めてしまうと、閉鎖的というのはオーバーだが、留守の家のようでなんとなく寂しい。そういう面からも、やはり開けたほうがいい。が、開けると家の中が写ることがある。写ってほしい場合もあるが、まずい場合もある。いろいろでむずかしい。 困るのが、障子。閉めると寂しいし、開けると中途半端。障子は、迷ったら閉めることにしている。 網戸は、同じ方向に寄せる。両開きの場合は、左右に振り分ける。ときどき外すこともある。 |