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 階段・廊下

初級〜中級 住宅写真の撮り方 



廊下の構図は簡単だが、どう撮るかがむずかしい。Aはポイントを決め、手前の照明を消した。Bは夕方に撮影して、雰囲気を出した。Cは、トップライトからの光線を生かした。



Aは、廊下の一般的な撮り方。Bのような構図なら、普通は夕方に撮る。外と和室との明るさがあまりに違うからだ。Bは、露出を変えた2カットを合成したもの。合成というとインチキっぽく聞こえるが、人間の目には、実際Bのように見える。人間の目って、すごい。



古材を使った新築旅館(福井県)。写真Bは、階段の雰囲気を入れながら、ホールをを撮ったもの。部屋の位置とつながりがよくわかる。オープンな階段があったら、高さを変えながらファインダーを覗いてみよう。
写真Bの場合、パンフォーカスではなく、絞りを開け、テーブルにピントを合わせてもいいかも。



階段回りは、特別な撮り方があるわけではない。ただほかの部屋と違って、水平垂直にあまりこだわらなくてもいい。自由なアングルで撮れる分、撮り方に幅があってむずかしいかも。



こういうアングルでは、三脚は使いづらい。ISO感度を上げ、絞りをやや開け、できるだけ速いシャッターを切る。ブレが心配な場合は、何枚も撮る。Aは、ISO400、1/20秒、F6.7。BはISO400、1/30秒、F8で、ライティングをしている。



階段回りも、夕方に撮ることが多い。Aの階段は、かなり暗い。昼間はとても撮れない。Bは、ちょっと時間帯が早いかな。Cは、窓と照明器具がポイント。やはり夕方でないと、雰囲気が出ない。



階段は、見上げや俯瞰の写真が多い。この手の写真は、天地やスケールがわかりにくいものだ。こういう場合、なにか身近なものを写し込むといい。たとえばCの写真。人が写っていないと、どちらが上なのか、どういう大きさなのか、さっぱりわからない。