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 コンデジの活用

初級〜中級 住宅写真の撮り方 



「手軽に気楽に、だれでもそこそこキレイに撮れる」ことが、コンデジのコンセプト。今の機種は逆光とか夜景とかの厳しい条件でも、そのシーンに合わせてカメラが自動調整してくれる。手ぶれ補正なんかもあるんで、失敗は少ない。すごいねえ。

おれは、ケータイのカメラを使ったことがない。コンデジをいつも持ち歩いているからだ。なんせコンパクトだからね。本体のほかに予備のバッテリー2本とSDカード(16Gと32G)も携帯しているので、長時間の動画もいける。

デジイチの進歩のスビードは落ちて来たが、コンデジの進化はすごい。高倍率ズームで、しかも知能的。さらに、デザインもいいし、価格も手頃。さらにさらに、歪曲収差がほとんどない。広角で撮っても直線は直線で写るぞ。レンズ自体には歪曲収差はあるのだが、カメラ内でデジタル補正(ほぼ完璧)しているんだね。進歩だねえ。


カメラの選び方 建物を撮る方で、これからコンデジを買う場合の話。

レンズは、広角側28mm(35mm換算)では物足りない。少なくとも
25mmはほしいところ。ここで問題になるのは、広角の歪曲収差(ディストーション)。店頭で実際に広角で撮り、歪曲のチェック(下の写真)をしてみよう。天井の蛍光灯のラインの歪みに注目。
一般に高倍率ズームほど歪曲が大きくなる傾向がある。その
歪曲をカメラ内で補正している機種を選ぶわけだ。新しい機種はみな補正しているかもしれないが‥。動画でのチェックは、店員さんの許可をもらった上で、持参した記録カードを入れて実際に撮ってみること。

カメラの画素数はあまり気にしない。画素数は多いに越したことはないが、普通はまあ600万画素もあれば十分なんだけどね。

 歪曲収差の補正なしの機種。  歪曲収差の補正ありの機種。


カメラの設定

○コンデジなんで、「
おまかせオート」のような設定でいいのだと思う。ただ、モニターでチェックし、必要に応じて露出補正などをする。
ストロボ発光禁止にしておくのが原則だが、これも必要に応じて発光させる。
○色がどうしてもおかしい場合は、プリセットで設定(カメラの説明書を参照)する。
○モニターを
グリッド表示にしておくと便利。カメラの水平垂直がとりやすい。
室内の撮影では、カメラブレに気をつける。三脚を使ったり。体を安定させて撮ること。カメラぶれは、3インチほどのモニターではなかなか確認できない。心配なカットは何枚も撮って、後でブレのないカットを選ぶ。
 モニターのグリッド表示(格子線)  露出補正(EV補正)


パノラマ写真

ソニーでは、「スイングパノラマ」。ニコンなら、「かんたんパノラマ」という名称。
カメラをさっと一振りするのだが、「スイングパノラマ」の場合、左右で最大222度まで写る。使い方によっては、かなりおもしろい。

カメラを水平にして、一定のスピードで動かす。そんなにむずかしくはない。歪みが大きいので、被写体からなるべく離れて撮るのがコツ。


右の写真は24mmで撮ったもの。そして下の写真は、同じ位置から「スイングパノラマ」で撮ったもの。画角の違いは、歴然だ。




コンデジによる実例

DSC-CHX9V f3.3、1/30秒、露出補正+1/3、手持ち撮影、おまかせオート。レヘル補正だけで、色はそのまま。
室内で立ったまま撮ると、見下ろす感じに写る。垂直線を崩さないためにも、低い位置で撮ること。イメージとしたら、床に座り込んで構える感じかな。


DSC-CHX9V f3.3、1/40秒、露出補正0、手持ち撮影、おまかせオート。レヘル補正し、色も少し暖色系に。
こういうアングルは、より高い位置から撮るのがコツ。イスなどに乗って撮るといい。